京セラ、中国に新工場
2015年7月1日
京セラは6月30日、中国における機械工具事業のさらなる強化を図るため、中国において新工場の建設を開始すると発表した。
生産体制の強化により、中国国内の旺盛な需要に応え、同国での売上拡大を目指ざす。2016年1月より稼働を開始し、超硬チップの生産を行う予定。中国における機械工具事業の生産拠点としては、東莞 · 珠海 · 上海に続き4拠点目となる。
子会社である、京セラ精密工具(贛州)有限公司は拡大を続ける自動車産業向けの切削工具の需要に対応するため、京セラと中国のタングステン精錬会社の「赣州海盛タングステンモリブデン集団有限公司」による合弁会社として、2015年1月に設立されている。
■ 新工場概要
所在地:中国江西省贛州市経済技術開発区
敷地面積:約20,000㎡
総床面積:約23,000㎡
構造:2階建て
生産品目:超硬チップ
着工予定:2015年6月
稼働開始予定:2016年1月