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三井倉庫、横浜港南本牧ふ頭の定温倉庫が着工

2016年9月26日

 三井倉庫(東京都港区)は23日、横浜市中区南本牧ふ頭地区における定温倉庫の建設工事に着手したと発表した。

 同施設は、3,200坪の敷地に、混合構造(S+RC)、地上5階建(倉庫4層)、延床面積約9,500坪、全保管庫に定温設備を備える大型施設として2017年10月下旬の竣工を予定する。

 計画地は、南本牧ふ頭コンテナターミナル至近のE街区に位置し、本牧ふ頭や大黒ふ頭とのアクセスにも優れるため、施設の稼動により横浜港の輸出入貨物の効率的なオペレーションが可能となる。

 また、2017年3月より供用予定の南本牧ふ頭連絡臨港道路整備事業により首都高速湾岸線 南本牧ふ頭出入口が開通し、連絡道路が整備されることで、南本牧ふ頭から主要幹線道路間のアクセスが大きく改善されるため、横浜港を起点に関東圏一体の輸配送ネットワークを広くカバーする新たな基幹施設としての役割が見込まれている。

■ 物流施設概要

名称:三井倉庫 南本牧事務所(仮称)
所在地:神奈川県横浜市中区南本牧3番20
敷地面積:10,695㎡(3,235坪)
延床面積:31,565㎡(9,548坪)
構造・規模:混合構造(S+RC)5階建(倉庫4層)
主な設備:全館LED照明、全館定温設備、自家発電設備(事務室系統)、入退室管理設備、ITVカメラ、一部壁面緑化採用
着工:2016年9月
竣工予定:2017年10月下旬

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