安川電機、福岡県/中間事業所内の新工場が稼動開始
2015年9月17日
産業用ロボット大手の安川電機(本社:福岡県北九州市)は17日、国内ロボット生産体制の再構築の一環として進めていた、中間事業所(福岡県中間市)内の工場建設が完了し、9月16日に竣工式を執り行ったと発表した。
新設した工場は中・大形一般産業用ロボットの生産工場で、機械加工の第1・第2工場とあわせ、部品加工から組立てまで一貫生産を可能にする。また、同工場は従来比で、VOC(有機溶剤のことで光化学スモッグの原因にもなり、塗料を多く扱う業種からの排出が問題視されている)排出量を約70%削減に成功。月産で900台の生産能力を誇る。
新工場稼働により、同社の生産能力は2015年度内に月産で国内2,400台、中国600台、グローバルで3,000台となる。また、同社は、グリーンアジア国際戦略総合特区指定法人(2回目)に指定されており、中間事業所も同制度を活用しているという。
■ 新工場概要
名称:中間第3工場
所在地:福岡県中間市上底井野319-4
敷地面積:40,438㎡
建築面積:13,346㎡
竣工:2015年9月16日
稼動開始:2015年8月20日
生産能力:900台/月