有機合成薬品工業、常磐工場敷地内に医薬品原薬の新工場
2016年9月26日
化学品メーカーの有機合成薬品工業(東京都中央区)は23日、福島県いわき市の常磐工場敷地内に新工場を建設すると発表した。
今回、需要増が見込まれる医薬品原薬・中間体の生産能力を強化し、将来の新製品を含めた増産・安定供給に対応するため、約34億円を投じて工場を新設する。竣工は2018年3月を予定。当局・主要取引先による審査・許可を得た後、2018年度後半の本格稼働を見込む。
同設備投資実施にあたり、福島県より「ふくしま産業復興企業立地補助金」の指定企業に採択されている。
■ 新工場概要
所在地:福島県いわき市常磐西郷町落合788(常磐工場敷地内)
投資額:約34億円
建築面積:564㎡
延床面積:1,943㎡
構造:鉄骨造5階建て
生産品目:医薬品原薬・中間体
主要設備:1,000~5,000L の反応槽、遠心分離機、乾燥機等、クリーンルーム(ISO クラス 8)
着工予定:2017年4月
竣工予定:2018年3月