IHSテクノロジーズ デベロップメント、秋田・由利本荘市に新工場
2016年9月29日
IHSテクノロジーズ デベロップメント(神奈川県秦野市)は、秋田県由利本荘市に工場を新設する。
同社は、自動車部品、医療機器、半導体及び食品工場などの生産ラインの自動化に向けた機械設計、電機制御設計を行うほか、自動化生産設備の製造を行っている。
強みとしているのは、機械制御、作業自動化関連技術で、制御プログラムの簡略化や生産技術面を踏まえた製造工程改善によるコスト低減を顧客企業へ提案する。
主な取引先は、医療機器及び自動車部品メーカーであり、特に医療機器業界の成長は著しく、売上高も拡大している。
同社の本社工場では、自動化設備を生産する際、部品の機械加工については外注対応していた。現状では、受注後のリードタイム・不具合品に対する納期の短縮が課題となっており、部品加工の内製化を検討していたが、自動機の制御盤製作や機械配線を行う協力会社が由利本荘市にあることなどから、新設を決めた。
■ 新工場概要
所在地:秋田県由利本荘市西目町沼田字新道下204
投資額:約1.3億円
用地面積:1,559㎡
建物面積:620㎡
従業員数:操業時2名(5年後 13名)
着工予定:2016年10月1日
操業開始予定:2016年12月25日