工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

オリックス八ヶ岳農園、長野県八ヶ岳高原の水耕栽培施設が竣工

2016年10月3日

 オリックスは9月27日、オリックス八ヶ岳農園(長野県諏訪郡)が整備を進めていた、長野県八ヶ岳高原の水耕栽培施設(第2期)が竣工したと発表した。

 施設の竣工により、全栽培面積は約11,700㎡、葉物野菜を年間300トン出荷する体制が整い、10月より順次出荷を開始する予定。

 オリックス八ヶ岳農園は、オリックスと農業生産法人である(株)本多園芸(長野県諏訪郡)が共同で設立した農業法人。2015年9月より、太陽光利用型の水耕栽培施設において、ほうれん草やルッコラなどの生食用葉物野菜を生産している。

 水耕栽培により栽培期間を短縮させることで年間19回収穫を行い、1年を通じて野菜の生産・販売が可能となっている。

■ 施設概要

所在地:長野県諏訪郡富士見町
栽培面積:約11,700㎡(2期工事合計)
栽培方法:水耕栽培(農薬不使用)
生産品目:ほうれん草、ルッコラ、春菊、クレソン 他
主な出荷先: 関東、中部、関西
出荷開始:2016年10月

このエントリーをはてなブックマークに追加