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センコー、ミャンマーの3温度帯物流センターが稼働開始

2016年10月6日

 センコー(大阪市北区)は3日、ミャンマー連邦共和国に初進出し、2016年10月4日より、3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)物流センターを稼働させると発表した。

 同社は、2016年3月に、ミャンマー国内で物流事業を行なうSingapore Myanmar Investco社(本社:シンガポール)と合弁でSMI-SENKO PTE.,Ltd(本社:シンガポール)を設立。4月に同社100%子会社として設立したSENKO SMI Myanmar Co.,Ltdが新センターを運営する。

 ヤンゴン市内に開設するセンターは、ヤンゴン国際空港から約4kmの距離に位置し、航空機で輸入される商品保管に最適な立地。常温倉庫では機械部品や樹脂原料、冷凍倉庫では食品(保管温度:-25℃)など、冷蔵倉庫では精肉・野菜・医療品(保管温度:3℃~5℃)やワイン・チョコレートなどの高額商品(保管温度:10℃~15℃)を保管し、配送する。

 センター内の設備や配送車両には、同社グループの(株)ランテックが持つ最先端の冷凍・冷蔵物流技術とノウハウを導入。日本流のサービスを提供する。

 今後は、現地の物流ニーズもにらみながら、大型の3温度帯物流センターの開設を検討するなど、ミャンマーでの事業拡大を進めていく計画。

■ 物流施設概要

所在地:ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市インセイン
延床面積:2,850㎡(倉庫2,800㎡ 事務所50㎡)
稼働開始:2016年10月4日

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