JA熊本経済連、菊池市の田島工業団地内に新物流施設を計画
2016年10月12日
JA熊本経済連(熊本県熊本市)は5日、菊池市泗水町の田島工業団地内に農産物の物流基地を新設するため、同市との立地協定式を9月27日に行ったと発表した。
物流基地は低温倉庫で、7000トン規模。県産米(玄米)が県内全域から収容可能となる。
建設予定地は高速道路への交通アクセスが良好となっており、物流の合理化による流通経費削減で農家所得の増大を目指す。
施設は、15度の低温で米を保管し劣化を防いで品質を保つことで、県産米の評価に繋げる狙い。熊本地震の発生を考慮し、地震による荷崩れを防ぐための枠も取り付ける予定で、安全面にも配慮している。
進出する田島工業団地は、2002年より分譲が開始され、進出第1号の企業となる。
■ 新物流施設概要
所在地:熊本県菊池市泗水町田島(田島工業団地内)
投資額:約16.3億円
新規雇用予定:10名
着工予定:2017年1月