工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

アルビオン、秋田県山本郡に新研究棟を建設

2016年10月19日

 化粧品大手のアルビオン(東京都中央区)は14日、秋田県山本郡のアルビオン白神研究所で研究開発体制の強化を目指し、自社農場の拡張と新研究棟を開設すると発表した。

 白神研究所では、化粧品原料となる植物の自社栽培を行い、2011年より白神産植物エキスを配合した商品を製造している。

 今回、原料の生産増加と研究開発体制の強化を目的に、自社農場を拡張し、新研究棟を建設する。自社農場は従来の9,453㎡から27,411㎡と約3倍に拡張することで収穫量の増加を図り、原料の安定供給と品質の確保に努める。

 また、農地の拡大に伴い、11月末竣工予定の新研究棟には植物の洗浄や乾燥・保管等に使用する作業スペースの他、実験室や事務室を設置し、研究環境を整備する。

■ 研究所概要

所在地:秋田県山本郡藤里町粕毛字清水岱5番6(清水岱研究棟)
活動内容:化粧品原料となる植物の自社栽培、植物に特化した原料の開発・基礎研究
人員構成:7名(研究員6名・管理人1名)
農場敷地面積:計27,411㎡
竣工予定:2016年11月末

このエントリーをはてなブックマークに追加