SBSフレック、仙台市の3温度帯対応物流センターが竣工
2016年10月25日
食品・3温度帯物流事業を展開するSBSフレック(東京都墨田区)は21日、3温度帯対応施設「仙台センター」が完成し、10月18日に竣工式を行ったと発表した。
同社は、北海道から九州まで約70か所に事業拠点を有し、食品メーカー、卸事業者の工場・センター間の輸配送や入出荷作業を行い、冷蔵、冷凍、常温、定温の食品を全国各地に配送している。
東北地区の3温度帯物流は、卸町センターと岩沼センターの2拠点を中心に運営していたが、業務が拡大し、手狭になってきたことから2つのセンターを集約する。規模を1.5倍に拡大し、最新設備を導入することで物流機能の強化を図る。
新センターは、最新の冷凍冷蔵設備による徹底した温度管理のもと乳製品など日配品のチルド物流やフローズン物流に対応する。また、北海道・東北と関東の中継地点として24時間365日稼働を予定。
竣工後は、年内から来年に向けて大手CVSや乳製品メーカーなどの拠点として順次稼働していく予定。
■ 物流施設概要
名称:仙台センター
所在地:宮城県仙台市宮城野区扇町4-8-3
敷地面積:7,203.9㎡(約2,183坪)
延床面積:8,335.8㎡(約2,526坪)
主要用途:3温度帯倉庫
施設・設備:ドライ庫 105坪
:チルド庫 1,432坪
:フローズン庫 742坪
:ドッグシェルター 20基
:セキュリティシステム
:防犯カメラ
:全館空調設備対応可能
BCP対策:非常時発電 非常用発電設備
環境対策:全館LED照明
竣工:2016年10月18日