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日本トリム、インドネシアでペットボトルの生産能力を2倍に増強

2016年10月28日

 アルカリイオン整水器などを製造する日本トリム(大阪市北区)は27日、インドネシア現地パートナーで同国最大規模のコングロマリットであるシナルマスグループとの合弁会社PT SUPER WAHANA TEHNOは、2016年11月よりジャワ島東部の新たな製造工場でペットボトルの委託生産を開始し、生産能力を2倍に増強すると発表した。

 生産能力増強により、これまでのジャカルタを中心とした西ジャワ州に加え、スラバヤなど東ジャワ州、バリ島などに販路を拡大する。

 現在、インドネシアにおけるミネラルウォーター市場は1,500億円と言われており、現地ブランド「AQUA」が市場シェア40%を保有している。「Pristine」は、日本トリム製の電解水素水整水器で生成したアルカリ性の電解水であり、健康志向の高い中間・富裕層をターゲットに展開することで、シェア拡大を狙う。

 同社製品「Pristine(プリスティン)」は、国民の健康志向の高まりや日本ブランドとしての信頼性、高い品質から、2006年の事業開始以来、着実に業績を伸ばしている。

 今回の生産能力拡大に加え、ガロンボトルの生産能力も強化する予定で、今後はSNSでの情報発信やイベント実施などPRを強化し、「Pristine」のインドネシア国内シェアの拡大を目指す。

■ 設備投資概要

会社名:PT SUPER WAHANA TEHNO
所在地:インドネシア・ジャワ島
生産能力:現状の2倍
稼働開始:2016年11月

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