セイコーエプソン、広丘事業所の新工場が着工
2016年10月31日
セイコーエプソン(長野県諏訪市)は28日、1月に建設計画を発表した、長野県塩尻市の広丘事業所内で新工場の地鎮祭を行ったと発表した。
2018年度上期の竣工・稼働を計画している新工場は、長期ビジョンEpson 25に基づくプリンティングソリューションズ事業の中長期的な成長実現に向けたもので、インクジェットプリンターのコアデバイスとなる最先端「PrecisionCore(プレシジョンコア)」プリントヘッドを生産する。
これにより、将来的にはエプソンにおけるプリントヘッドの生産能力を現在の約3倍に向上させる予定。また研究開発機能も備えているため、工場内でも生産技術などの開発を推進し、プリントヘッドの品質・生産性を向上させる。
■ 新工場概要
所在地:長野県塩尻市広丘原新田80(広丘事業所内)
投資額:約200億円
延床面積:46,036㎡
建築面積:10,451㎡
構造:鉄骨造5階建 制振・耐震構造
事業内容:PrecisionCoreプリントヘッドの生産(前工程)および研究開発
着工:2016年10月
竣工予定:2018年度上期
稼働予定:2018年度上期