味の素、米国オークランド工場を増設/冷凍米飯を強化
2015年9月29日
食品メーカーの味の素(本社:東京都中央区)は25日、北米の冷凍食品事業を強化する為、味の素ウィンザー社のオークランド工場に冷凍米飯生産ラインを新設すると発表した。
投資額は約24億円、生産能力は年間約7,300トン。2016年9月の生産開始を予定する。
今回の増設により、アメリカ西部に位置する既存のポートランド工場と合わせて生産能力が1.5倍に増強される。オークランド工場はポートランド工場同様、USDA畜肉加工の認可工場であり、高品質な冷凍米飯の生産が可能。 今後は、東西2つの生産拠点から効率良く北米全土に製品を供給することで、 北米全土に販売基盤を持つウィンザー社を通じて日本食・アジア食の冷凍食品を拡売し、冷凍食品事業全体の拡大を図る。
■ 増設概要
所在地:味の素ウィンザー社オークランド工場(アメリカ合衆国州ミシシッピ州オークランド市)
投資額:約20百万米ドル(約24億円)
生産品目:冷凍米飯(Yakitori Fried Rice 等)
生産能力:約7,300トン/年
完工予定:2016年8月
生産開始予定:2016年9月
発売開始予定:2016年10月