富士重工業、米国でインプレッサの生産を開始
2016年11月4日
富士重工業(東京都渋谷区)は2日、米国生産拠点であるスバル オブ インディアナ オートモーティブ インク(以下:SIA)が、新たに北米向けインプレッサの生産を開始し、現地時間11月1日に工場敷地内でラインオフ式を行ったと発表した。
1989年9月に稼働を開始したSIAは、直近ではレガシィ、アウトバックの2車種を生産していたが、今回のインプレッサの追加により、3車種の生産工場となる。
さらに、2018年には多人数SUVの生産を追加する予定。同社の最重点市場である北米市場での販売が好調に推移する中、SIAでは継続して能力増強投資を行っており、標準操業における生産能力を、2016年3月末に21万8千台から2016年末には39万4千台、2018年度には43万6千台へ引き上げる。
生産車は、主に米国、カナダで販売しており、2017年3月期のスバル生産台数は、過去最高となる対前年比42.3%増の33万6千台を計画している。
■ 事業概要
会社名:Subaru of Indiana Automotive, Inc
所在地:5500 State Road 38 East, Lafayette, Indiana 47905 U.S.A.
生産車種:レガシィ、アウトバック
生産開始:2016年11月(インプレッサ)