東洋精鋼、三菱重工松阪工場内に航空機部品用加工設備の導入
2016年11月4日
ショットピーニング用ショット粒の製造販売を行う東洋精鋼(愛知県弥富市)は航空機部品生産協同組合の共同工場内(三菱重工 松阪工場)に航空機部品用加工設備を導入する。
同社は、自動車や航空機部品の強度を高めるための、ショットピーニング加工で必要なショット粒(金属粒)の製造を主力事業とし、受託加工も行う。ショット粒の製造では世界シェア約3割を占める。
今回、MRJ部品などの共同生産を行う航空機部品生産協同組合員として、機体部品のショットピーニング加工を行うため、共同工場内に効率的な加工ができる最新鋭設備を導入する。
同事業は商工中金、みずほ銀行、百五銀行、愛知銀行、名古屋銀行から総額3億5千万円を融資を受けている。
■ 設備投資概要
所在地:三重県松阪市広陽町22(三菱重工 松阪工場)
融資額:3億5千万円
導入設備:ショットピーニング加工設備