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新日本電工、マレーシア・サラワク工場で合金鉄の生産開始式典

2016年11月7日

 鉄鋼メーカーの新日本電工(東京都中央区)は4日、同社グループが25%を出資する(同社20%、100%子会社の中央電気工業が5%)パータマフェロアロイ社(Pertama Ferroalloys SDN.BHD. 本社:マレーシア)サラワク工場で、11月3日に生産開始式典が行われたと発表した。

 電気炉8基を有する同工場は2012年に建設が始まり、2016年の6月より1基ずつ生産を開始し、現時点では4基が稼働。2017年夏には全炉で生産が行われる予定。

 全炉の生産が開始すると、シリコマンガン12万トン、中低炭素フェロマンガン5万トン、フェロシリコン6万トンを、アジアを中心に全世界に販売する予定で、新日本電工も同社から安定的に日本市場向け製品を調達する計画。

■ 事業概要

会社名:Pertama Ferroalloys SDN.BHD.
所在地:Lot 14, Block 1, Kemena Land District, Samalaju Industrial Park,97000 Bintulu, Sarawak, Malaysia
事業内容:合金鉄の製造
生産品種・数量:シリコマンガン(120,000/年)
    :中低炭素フェロマンガン(54,000/年)
    :フェロシリコン(60,000/年)
    :焼結鉱(200,000/年)

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