グローバル・ロジスティック・プロパティーズ、GLP神戸西IIが着工
2016年11月16日
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(東京都港区)は15日、兵庫県神戸市西区の神戸テクノ・ロジスティックパーク内でマルチテナント型の物流施設「GLP神戸西II」の起工式を行ったと発表した。
計画によると、敷地面積約34,000㎡、延床面積約71,000㎡の地上4階建て。設計・施工はJFEシビルが担当。2018年1月の竣工を予定する。
開発地は、神戸市内へのアクセスが約30分とエリア配送に最適の立地のうえ、山陽自動車道「神戸西IC」至近で、中国・四国地方までを網羅する広域配送向け物流拠点としても活用出来る。
施設は、1階、3階に高床バースを設置し、1・2階と3・4階の2層使いを想定し設計されている。通常各階1.5トンとしている積載荷重を、3・4階についてはテナント企業の要望を反映し、合計3トンを配分できるように設計し、入居テナントの物流オペレーションによってレイアウトを柔軟に設定できる仕組みを採用した。
これにより、将来の物流システム自動化に備え、自動ラック設置に伴う重荷重の対応や、コンベヤ等の搬送設備の吊荷重にも柔軟に対応出来るようになっている。
また、冷凍冷蔵向けの床加工を一部に施すほか、食品コンテナ、パレットなどの洗浄に対応出来るよう排水、排気等にも対応する予定。
■ 物流施設概要
施設名:GLP神戸西II
所在地:兵庫県神戸市西区見津が丘
投資額:約105億円
敷地面積:約34,000㎡
延床面積:約71,000㎡
構造:鉄骨造 地上4階建て
設計・施工:JFEシビル(株)
着工:2016年11月
竣工予定:2018年1月