工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

サントリー食品インターナショナル、熊本工場で生産設備を増強

2016年11月16日

 サントリー食品インターナショナル(東京都中央区)は15日、サントリー九州熊本工場で生産設備を増強すると発表した。

 今回、清涼飲料の製造を委託しているサントリー九州熊本工場で清涼飲料の生産設備の復旧を行い、缶商品は2017年3月の製造開始、ペットボトル商品は、常温無菌充填設備を1ライン増強し、2017年5月の製造開始を目指す。

 同工場は、熊本地震により生産設備が損壊し、操業停止が続いていた。今回の復旧・増強により、伸長を続ける清涼飲料事業で、「サントリー 阿蘇の天然水」、サントリー緑茶「伊右衛門」など、清涼飲料の中期的な安定供給を図り、九州エリアでの更なる成長を目指す。 

■ 設備投資概要

所在地:熊本県上益城郡嘉島町大字北甘木字八幡水478(熊本工場)
復旧設備:缶ライン1
増強設備:常温無菌充填ライン1
主な製造可能商品:「BOSS」、その他缶商品
        :「サントリー 阿蘇の天然水」、スパークリングウォーター・フレーバーウォーター
        :「伊右衛門」他 茶系飲料
        :「PEPSI」他 炭酸飲料
生産能力:約1,600万ケース(缶・ペットボトル合計)
製造開始予定:2017年3月(缶)
      :2017年5月(ペットボトル)

このエントリーをはてなブックマークに追加