秋田エプソン、湯沢市の新工場が稼働開始
2016年11月18日
セイコーエプソンは17日、グループ会社である秋田エプソン(秋田県湯沢市)は2015年10月に着工したインクジェットプリンター用ヘッドの新工場が完成し、竣工式を行ったと発表した。
総額約34億円を投資した新工場は2016年11月に稼働を開始し、将来的には秋田エプソンにおけるインクジェットプリンター用ヘッドの生産能力を現在の約3倍に向上させる予定。
エプソンのプリンティングソリューションズ事業では、独自のインクジェット技術「マイクロピエゾ技術」を活用し、ホーム、オフィス、商業、産業の幅広い分野の顧客に製品・サービスを提供している。
新工場では、大容量インクタンク搭載プリンターやビジネスインクジェットプリンターのコアデバイスとなるインクジェットプリンター用ヘッドの製造・組立を行う。
秋田エプソンは高い技術力を持つ生産拠点として、国内の研究開発拠点と密接に連携している。またコアデバイスの生産を通じて得られる先端の生産技術・ノウハウをエプソンの海外生産拠点へも展開することで、グループの総合的なものづくり力の向上に貢献する。
■ 新工場概要
所在地:秋田県湯沢市岩崎字壇ノ上1番地
建築面積:4,679㎡
延床面積:10,593㎡
建築構造:鉄骨造3階建
従業員数:30名以上(正規新規雇用)
生産品目:インクジェットプリンター用ヘッド(最先端PrecisionCoreプリントヘッド
を含む)の製造および組立
着工:2015年10月
竣工:2016年11月
稼働開始:2016年11月