東ソー、三重県四日市市に新研究棟/投資額45億円/17年5月の着工
2016年11月25日
化学メーカーの東ソー(東京都港区)は三重県四日市市の四日市事業所内に研究棟を新設し、研究開発拠点を集約させる。
現在、山口県周南市の南陽事業所と四日市事業所の2拠点体制となっている高分子材料研究所、神奈川県横浜市にあるウレタン研究所を四日市事業所に集約する。石油化学・ポリマー製品の研究開発拠点として、ポリマー関連技術の集約により研究開発機能を拡充し、さらなる効率化、技術シナジーの強化を図る。
新拠点では、顧客との共同開発を充実させるためのカスタマーラボ機能の強化、最新設備の導入、研究エリアの拡張などを行い、研究開発の加速、新製品の創出を目指す。
移転・集約に伴い、横浜市のウレタン研究所は2019年8月に閉鎖する予定。
■ 新研究棟概要
所在地:三重県四日市市霞一丁目8番地(四日市事業所)
投資額:約45億円
延床面積:7,000㎡(研究棟:地上6階)
:1,200㎡(加工棟:地上2階)
着工予定:2017年5月
完成予定:2019年4月