キユーピー、五霞工場とグリーンファクトリーセンターに太陽光発電設備導入
キユーピー(東京都渋谷区)は2日、茨城県猿島郡の五霞工場と福島県白河市のグリーンファクトリーセンターに太陽光発電設備を導入すると発表した。
2011年の東日本大震災発生により原子力発電所が停止したことを受けて、2012年7月には「固定価格買取制度」が始まり、再生可能エネルギー供給のための設備投資が加速している。同社グループでも、再生可能エネルギー普及に向けた取り組みを始め、2013年3月のキユーソー流通システム 松戸営業所・伊丹第三営業所を皮切りに、現在8設備で約2,500MWh/年を発電している。
今回の、倉庫棟の屋上を利用した「五霞工場」の太陽光発電設備は、2016年12月5日に発電を開始し、発電出力約300kW、年間発電量は約330MWh/年を見込む。
植物工場の敷地の一部を利用した「グリーンファクトリーセンター」の太陽光発電設備は今回が増設分(二期工事分)にあたり、一期工事分の約3倍の規模となる。発電出力約1,500kW、年間発電量約1,650MWh/年を見込み、稼働は2017年3月を予定する。
■ 太陽光発電設備概要
◇ 五霞工場ハーフ倉庫棟 太陽光発電設備
所在地:茨城県猿島郡五霞町小手指1800
発電所面積:約2,800㎡
発電出力:約300kW
想定年間発電量:約330MWh/年
EPC事業者:三菱化学エンジニアリング(株)
運転開始日:2016年12月5日
◇ グリーンファクトリーセンター 太陽光発電所(増設分)
所在地:福島県白河市表郷小松字西町1
発電所面積:約18,600㎡〈既設設備との合計:約23,700㎡〉
発電出力:約1,500kW〈既設設備との合計:約2,000kW〉
想定年間発電量:約1,650MWh/年〈既設設備との合計:約2,200MWh/年〉
EPC事業者:juwi(ユーイ)自然電力(株)
運転開始予定:2017年3月