日通商事、埼玉の狭山LSセンター寄居サテライトが竣工
2016年12月9日
日通商事(東京都中央区)は8日、埼玉県寄居町に建設を進めている「狭山LSセンター寄居サテライト」の竣工式を12月20日に行うと発表した。
施設は敷地面積34,881㎡、事務所等を含む延床面積16,715㎡で、同社の国内既存施設の中でも一棟としては最大規模を誇る。特徴として、様々な作業レイアウト・物流動線に対応できる広いワンスペース(一区画最大1,400㎡)を実現し、搬出入車両動線を簡略化した建屋配置とし、単層造りの強みを最大限に活用する。
外周部にはひさしを設け、天候による作業の制限が軽減された造りとなっている。また、施設内は高照度のLED照明を採用しているほか、高断熱、空調完備とストレスを感じず作業する事ができ、作業環境を最優先した造りとなっている。
近年グローバル調達化が進み、輸入部品が増加傾向にあることから、自動車メーカーは部品工場をアクセスの良い北関東エリアへ集積させている。母体である狭山LSセンターでは、自動車部品を中心に輸出梱包業務を展開しているが、今後の生産業界の動向にも対応するため新設を決定した。営業開始は2017年1月を予定する。
■ 物流施設概要
名称:日通商事(株) 狭山LSセンター寄居サテライト
所在地:埼玉県寄居町大字西ノ入3050-17
敷地面積:34,881㎡
延床面積:16,715㎡(事務所等含む)
作業保管面積:12,400㎡
主要業務:輸出入付帯業務全般(量産梱包・保管・入出庫・小組)
竣工予定:2016年12月20日
営業開始予定:2017年1月