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横浜冷凍、大田区の「京浜島物流センター」が着工

2016年12月14日

 横浜冷凍(神奈川県横浜市)は13日、東京都大田区京浜島に建設予定であった「京浜島物流センター(仮称)」の起工式が行われたと発表した。

 施設は、自然冷媒(NH3、CO2)を用いた貨物に優しい自然対流冷却である「Sittory冷却方式(ノンドライ・ストレイジシステム)」を、石狩第二物流センターに続く2例目として採用。さらに、C級にはCO2のみで冷却をおこなう「HCCV1001」1号機を導入する。

 また、屋上に太陽光発電(約436kW)システムを設置、庫内入出庫作業を省人化する「カーゴナビゲーションシステム」も取り入れ、「人」に「もの」に「地球」に優しい冷蔵倉庫となっている。

 京浜島物流センターは、同社として念願だった東京での冷蔵倉庫となり、建設中の幸手物流センター(仮称)を含め、湾岸地区・圏央地区で首都圏の低温物流ニーズをカバーする。

■ 物流施設概要

名称:京浜島物流センター(仮称)
所在地:東京都大田区京浜島1-2-9
敷地面積:11,000㎡
延床面積:約17,000㎡
構造:鉄筋コンクリート造 3階建て
収容能力:約21,100トン(F級約20,500トン、C級約600トン)
主要設備:Sittory冷却方式(F級)、HCCV1001(C級)、太陽光発電システム(約436kW)、カーゴナビゲーションシステム、フードディフェンス
着工:2016年12月
竣工予定:2018年2月

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