アクアクララ、大阪府吹田市に「アクアクララ吹田プラント」が竣工
2016年12月14日
ボトルウォーターの製造・宅配事業を行うアクアクララ(東京都品川区)は13日、製品供給力の強化と品質向上を目的として大阪府吹田市にて建設を進めてきた新工場「アクアクララ吹田プラント」が竣工したと発表した。
施設は、同社グループで全国62番目のプラント、西日本地区では最大級の規模となる。品質基準の向上を図るため最新設備を導入し、防災協定を締結した各自治体へ災害時などの飲料水供給支援体制の強化を目的として建設。
アクアクララグループ最大の製造能力を誇る熊谷プラントと同程度の製造能力を有し、熊谷プラントでは450プラント(生産能力:450本/毎時)を2基設備されているが、同プラントでは生産効率を高めるために900プラント(生産能力:900本/毎時)を1基導入。他にも洗浄層を2組もち、洗浄剤の準備時間のロスが少ないことやロボット・コンテナケーサー(アクアクララが充填されたウォーターボトルを自動的にコンテナに収納する全自動機械)が常時稼働することで生産効率が大幅に改善された。
同敷地内には品質管理センターや研究センターを併設し、来春にはウォーターサーバーメンテナンス場の新設を予定している。
■ 新工場概要
名称:アクアクララ吹田プラント
所在地:大阪府吹田市岸部南3-7-5
敷地面積:2,938㎡
建築面積:1,700㎡
生産能力:900本/毎時(アクアクララ12リットルボトル)
竣工:2016年12月