東洋ゴム工業、仙台工場に天然ガスタービン導入/17年末完成
2016年12月19日
東洋ゴム工業(大阪市西区)は16日、自動車用タイヤの製造拠点である仙台工場(宮城県岩沼市)で、使用する熱エネルギー源を、石炭・重油から天然ガスに転換する設備を導入すると発表した。
今回、石油資源開発(株)による、相馬LNG基地(福島県新地町)から宮城県岩沼市へのガスパイプライン敷設計画が具体化し、同工場の所在するエリアも含め、天然ガスインフラが整備されることから設備導入を決定した。
設備は工場内配管を経由しタイヤ生産設備(加硫機)などで利用される。2017年末完成。2018年の操業開始を予定する。
■ 設備投資概要
所在地:宮城県岩沼市吹上3-5-1(仙台工場)
導入設備:天然ガスタービン 新コージェネレーションシステム
完成予定:2017年末
操業開始予定:2018年