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明治 京都工場、愛知工場を増設/79億円を投資

2015年10月6日

明治ホールディングス(本社:東京都中央区)は5日、子会社である明治が「明治プロビオヨーグルト」シリーズ、ドリンクタイプの生産能力を増強すると発表した。

 京都工場に52億円を投資して、ドリンクタイプ(小型PETタイプ)を2ライン増設、愛知工場に27億円を投資して、ドリンクタイプ(小型PETタイプ)を1ライン増設する。合計3ラインの増設により、全体の生産能力は現行の1.2倍となる予定。

 消費者の健康志向の高まりと、乳酸菌の機能価値への理解の深まりにより、近年ヨーグルト市場は伸長を続け、2014年度は3,500億円規模の市場になっている。中でも、「明治プロビオヨーグルト」シリーズは前年二桁以上の伸長を続け、市場を牽引している。

 今春新発売の「明治プロビオヨーグルト PA-3」は、現在、当初計画200%以上の売れ行きとなっているという。

■ 増設概要

◇京都工場
所在地:京都府京田辺市大住立原1-1
投資額:約52億円
投資内容:ドリンクタイプ(小型PETタイプ)を2ライン増設
生産開始時期:1ライン目:2015年11月下旬より 2ライン目:2015年12月上旬より順次稼働

◇愛知工場
所在地:愛知県稲沢市平和町下三宅菱池933-1
投資額:約27億円
投資内容:ドリンクタイプ(小型PETタイプ)を1ライン増設
生産開始時期:2015年11月中旬より順次稼働

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