ハーモニック・ドライブ・システムズ、長野県松本市に工場用地取得
2016年12月26日
精密減速機の製造販売を行うハーモニック・ドライブ・システムズ(東京都品川区)は22日、長野県松本市に工場用地を取得すると発表した。
土地取得額は約9億4千万円。土地面積は、28,863.32㎡。
工場用地取得後は、子会社のハーモニック プレシジョン(長野県松本市)に貸与し、同社が「クロスローラーベアリング」の生産拠点として活用する計画。
クロスローラーベアリングは、ハーモニック・ドライブ・システムズの精密減速装置・アクチュエーターの基幹部品であり、同社製品の今後の産業用ロボット、半導体製造装置向け用途などの拡大が見込まれる中、同様に需要が急増している部品。
今後、2017年1月下旬に仮契約を締結し、3月中旬の市議会の決議を経て本契約に移行する予定で、土地取得後の工場棟建設、生産規模、操業開始時期については現時点で未定としている。
■ 土地取得概要
所在地:長野県松本市和田4020-18
土地取得額:約9億4千万円
土地面積:28,863.32㎡。