日本メジフィジックス、小矢部フロンティアパークにPET検査用医薬品工場を建設/投資額23億円/17年夏着工
2016年12月26日
放射性医薬品、診断薬などの製造販売を行う日本メジフィジックス(東京都江東区)は22日、小矢部フロンティアパークにPET検査用医薬品工場を建設すると発表した。
投資額は約23億円、建築面積1,000㎡。延床面積2,000㎡。2017年夏の着工、2018年冬の竣工、2019年4月の出荷開始を予定する。
放射性医薬品を用いた核医学検査は、脳卒中、認知症、心臓病や悪性腫瘍など幅広い疾病の診断に有用とされている。日本メジフィジックスは、住友化学とGEヘルスケア(英国)の合弁企業で、放射性医薬品のトップメーカーとして、高品質な製剤の開発・製造販売を行い、各地域の医療機関に供給している。
北陸地域では、現在、愛知ラボおよび京都ラボから長距離輸送で配送を行っている。今回、北陸地域での安定供給体制を強化するため、PETラボの追加開設を決定した。
■ 新工場概要
名称:日本メジフィジックス(株) 北陸ラボ
所在地:富山県小矢部市(小矢部フロンティアパーク内)
投資額:約23億円
建築面積:1,000㎡
延床面積:2,000㎡
着工予定:2017年夏
竣工予定:2018年冬
出荷開始予定:2019年4月