シライ電子工業、三上工場敷地内に新工場/プリント配線板の受注拡大
2017年1月19日
プリント配線板やプリント配線板外観検査機の製造販売を行うシライ電子工業(京都府京都市)は18日、滋賀県野洲市にある三上工場敷地内に新工場を建設すると発表した。
近年、カーエレクトロニクス分野の電装化に伴いプリント配線板事業に関連した受注が拡大している。一方で海外生産比率が年々高まることにより国内外競合メーカーとの競争は激化しており、特にカーエレクトロニクス関連では取引先から高い品質レベルへの対応が求められていた。
今回、顧客ニーズへ対応するため、新工場を建設し、国内プリント配線板事業の生産体制の効率化や新技術の開発を行い、競争力強化を図る。
また新工場は太陽光発電や天然ガスコジェネシステム、エネルギーマネジメントシステムの導入等による環境配慮型スマートエコ工場となり、今後の事業戦略の展開とコスト競争力を高める。
現在、新工場建設に向けた詳細な検討を行っており、工場や事業所の再編による合理化等も視野に入れて進めている。具体的な内容が固まり次第、順次公表するとしている。
■ 新工場概要
名称:シライ電子工業(株) 三上第2工場
所在地:滋賀県野洲市南桜西田井1477-8
総投資額:約15.7億円
延床面積:約3,500㎡
操業開始予定:2018年1月