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日本生物製剤、久留米市の新工場「ラトリエール藤光」の設備増強

2017年1月31日

 医療用医薬品を製造する日本生物製剤(東京都渋谷区)は、久留米市の新工場「ラトリエール藤光」の設備を増強する。商工中金渋谷支店はこのほど、増産投資金1億円を融資した。

 同社は、慢性肝疾患における肝機能の改善を目的とした医薬品として用いられるヒトプラセンタ(ヒト胎盤)を原料とした医療用医薬品を製造しており、同分野では高い世界シェアを持つ。

 今回、ヒトプラセンタを原料とした医薬品の原料処理工程や包装工程の効率化を目的に、2015年に竣工した久留米市の新工場「ラトリエール藤光」に追加の設備投資を行う。本格稼働は2017年5月を予定している。

■ 設備投資概要

所在地:福岡県久留米市藤光町字枝光735-14(ラトリエール藤光内)
融資額:1億円(商工中金 渋谷支店、地域金融機関)
投資目的:ヒトプラセンタを原料とした医薬品の原料処理工程や包装工程の効率化など
本格稼働:2017年5月

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