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朝日インテック、 瀬戸工場内に新本社建設/収容人数1700名

2017年2月14日

 医療機器を製造する朝日インテック(愛知県名古屋市)は10日、愛知県瀬戸市の瀬戸工場敷地内に、新社屋(本社移転・研究開発拠点)を建設すると発表した。

 今回、医療機器製品の研究開発拠点である瀬戸工場内に本社機能を移転集約することで、事業の連携強化と業務の効率化を図る。

 新社屋には、血管造影装置等を備えたX線対応のカテーテル手術のシミュレーション室を備えるなど、医療機器の研究・開発・評価等を臨床現場に近い形で実現できる環境を整備する。また、シミュレーション室とX線対応ガラスで挟んだ見学室や研修室を設置し、医療従事者などの意見を反映させる。

 新社屋の建設により、瀬戸工場全体で最大約1,700名(2017年1月末時点 454名(本社:82名/瀬戸工場:372名))の収容が可能となる。また、これまで無かった託児所や社員食堂なども開設する計画をしている。

■ 新社屋概要

所在地:愛知県瀬戸市暁町3-100(瀬戸工場内)
投資額:約45億円
建築面積:2,000㎡(約600坪)
延床面積:14,000㎡(約4,000坪)
構造:重量鉄骨造 地上7階建
着工予定:2017年8月
竣工予定:2018年7月

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