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ソーラーパワー南相馬・原町、南相馬市のメガソーラー発電設備が着工

2017年2月17日

 住友商事(東京都中央区)は13日、福島県南相馬市原町東地区で、100%子会社のソーラーパワー南相馬・原町(以下:SPC)を通じ、太陽光発電事業を行うと発表した。

 みずほ銀行をアレンジャー(幹事行)として組成した金融機関団がSPCへの融資を実行し、東芝および大成建設はEPC(設計・調達・建設)を担当する。

 事業は南相馬市が所有する東日本大震災の被災地(約46ヘクタール)に、発電容量32.3メガワットのメガソーラー発電設備および関連設備を整備する総事業費約130億円の太陽光発電事業。今般着工し、2018年12月の商業運転開始を予定している。

 発電する電力は一般家庭約1万世帯の使用電力量に相当し、固定価格買取制度を活用して小売電気事業者に電力を供給する。また、同事業のほか、鹿島右田・海老地区および真野地区においても合計発電容量59.9メガワットの太陽光発電事業を推進しており、2018年3月の商業運転開始を目指している。

 南相馬市では、2012年10月に「南相馬市再生可能エネルギー推進ビジョン」を策定し、2030年には市内の消費電力量に対する再生可能エネルギーの導入比率をほぼ100パーセントとすることを目標としている。

■ 事業概要

事業会社名:ソーラーパワー南相馬・原町(株)
所在地:福島県南相馬市原町東地区
総事業費:約130億円
用地面積:約46ha
発電容量:32.3MW
出資者:住友商事(株)、住友商事東北(株)
アレンジャー:(株)みずほ銀行
EPC:(株)東芝、大成建設(株)他
商業運転開始予定: 2018年12月

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