三井化学、インドに新工場建設/ポリウレタン製品の製造
2017年2月22日
三井化学は21日、SKC Co., Ltdとの合弁会社である三井化学SKCポリウレタン(以下:MCNS)が、インド南部のアンドラ・プラデシュ州にポリウレタンシステム製品の製造販売会社を設立し、新工場を建設すると発表した。
インドは年間ベースで、自動車400万台、冷蔵庫900万台が生産されており、ポリウレタン需要も拡大していくと予想されている。特にインド南部は日系・韓国系の自動車メーカー、家電メーカーも多く進出しており、MCNSはシステムハウスを拠点に、ポリウレタンシステム製品を安定供給している。
今回の新法人設立で、インド国内での事業拡大を図るほか、高成長が見込まれるインド以外の地域でもシステムハウス拠点を拡大し、グローバルな競争力を強化するとしている。
■ 新会社概要
会社名:MCNS Polyurethanes India, Pvt. Ltd
設立:2017年2月
資本金:730万USドル(約8億円)
出資比率:三井化学SKCポリウレタン(株) 100%
所在地:Sri City: NH-5, Tada P.O, Nellore Dist., Andhra Pradesh 524 401.India
事業内容:ポリウレタンシステム製品の製造販売
◇ 新工場概要
生産能力:13,000/年
着工予定:2017年3月
完工予定:2017年12月
営業運転開始予定:2018年1月