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東レ、インドのエアバッグ基布新工場が開所

2017年2月22日

 東レ(東京都中央区)は21日、インド・クジャラート州サリガン工業団地内にて、エアバッグ基布の製造販売子会社であるToray Kusumgar Advanced Textile Private Limited.(以下:TKAT)新工場の開所式を行ったと発表した。

 今後インドでは、自動車生産台数の増加や、衝突試験義務化によるエアバッグの標準装備化が進むことで、エアバッグ基布の需要拡大が見込まれている。今回の新工場建設により、需要増に対応する。

 東レは、エアバッグ基布事業をグローバルに展開しており、日本・タイ・中国・チェコに続く5極目の基布製造拠点として、インドでの生産を開始した。また、新たな拠点として、メキシコにおいて原糸から基布までを一貫で生産する新会社を設立し、2018年4月の稼動を目標に工場建設を進めている。

 今後も、原糸から基布の一貫体制による開発力を活かした事業拡大を加速し、「2020年にはエアバッグ基布で世界シェアナンバーワンを目指す」としている。

■ 会社概要

会社名:Toray Kusumgar Advanced Textile Private Limited
所在地:インド・クジャラート州サリガン工業団地
設立:2014年9月
資本金:1,182百万ルピー
出資比率:東レ 91.92%
    :Luckytex(Thailand) Public Company Limited (略称LTX) 5.02%
    :Kusumgar Corporates private limited 3.06%
事業内容:エアバッグ用基布の製造販売
新工場開所式:2017年2月20日

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