ヤマハ、インドネシアに新工場/電子楽器の生産能力増強
2017年2月23日
ヤマハ(静岡県浜松市)は22日、インドネシアに製造子会社「ヤマハ・ミュージカル・プロダクツ・アジア」を設立し、工場を新設すると発表した。
同社はインドネシアで5社の製造子会社を持ち、楽器・音響機器の生産を行う。今回、主にデジタルピアノの生産能力を増強するため、楽器製造子会社を設立する。
設立する子会社「ヤマハ・ミュージカル・プロダクツ・アジア」の新工場では、全世界向けの電子楽器等を生産するほか、類似工程を持つピアノ部品も共通設備で生産し、効率化を図る。
子会社を設立するブカシ県はジャカルタ市近郊に位置し、大規模な工業団地が多数存在するなど日本企業の進出も多く、インフラ整備も進んでいることから、製造会社設立に適した地区となっている。
■ 新工場概要
会社名:PT. Yamaha Musical Products Asia
所在地:インドネシア共和国 ブカシ県
事業内容:電子楽器、ピアノ部品等の製造
操業開始予定:2018年8月