イハラサイエンス、静岡県伊豆の国市に工場用地取得
2017年3月6日
配管用の継手やバルブなど製造するイハラサイエンス(東京都港区)は1日、静岡県伊豆の国市が所有する「江間工業用地」を購入すると発表した。
近年、半導体・液晶製造装置市場の拡大に伴い受注量が拡大していたが、伊豆市の現静岡事業所は手狭であり、拡張性がないことから新たな生産拠点となる適地を探していた。
同工業用地は、現事業所から近く、従業員が通勤可能な範囲であることや、高速道路のインターからも近いことから、物流もよりスムーズになるなど、新工場用地として最適であると判断した。加えて、静岡県から「内陸フロンティア推進区域」の指定を受けていたことも決定要因となった。
新工場は、静岡事業所が得意とする半導体・液晶製造装置および食品・2医薬品関連市場、配管ユニット分野に加え、全産業・全流体を対象とした配管システムなどの研究開発・生産技術開発センター機能を整備する。また、同社の製品とサービスを世界に発信する機能を併せ持つマザー事業所を計画している。
■ 取得用地概要
所在地:静岡県伊豆の国市南江間
敷地面積:約49,988㎡(約15,121坪)
引渡時期:本契約(2017年3月中旬)後、伊豆の国市と同社で引渡の日を決める。
操業開始予定:2018年度