睦特殊金属工業、秋田に新工場/自動車向け焼結部品を製造
2015年10月14日
自動車用焼結部品を製造する睦特殊金属工業(本社:東京都町田市)は秋田県横手市の横手第二工業団地に新工場を建設する。
同社は昭和51年に設立され、焼結部品を製造する専門メーカーとして電機・機械・自動車等の分野においてギヤ、プーリー、軸受をはじめとした構造部品を製造。近年、自動車向けを中心に受注先を確保し売り上げを伸ばしている。
現在、中国、香港に5拠点を保有し、2004年には上海A株式市場へ外資系初となる上場を果たしている。
今回、受注の拡大が予想される自動車用焼結部品を増強する為、新工場の建設を決定。
関連会社である睦合成工業の自動車用合成樹脂部品も今後受注が増加する見込みであるため、横手第二工業団地に新たに土地を取得し、新工場を整備する。
事業計画(2社合計)によると、投資額は約20億円、敷地面積は約34,563㎡、建物面積約6,900㎡で新規に36名、2021年をめどに71名の採用を計画。2015年10月着工、2016年8月の操業開始を予定する。
※焼結部品
鉄や銅などの金属粉末を金型に充填し成形プレスを行い、その成形体を焼結炉にて融点に達しない高温で熱処理(焼結)させ部品を成形するもの。
■ 新工場概要(2社合計)
所在地:秋田県横手市柳田1-1(横手第二工業団地内)
投資額:約20億円
敷地面積:約34,563㎡
建物面積:約6,900㎡
新規雇用予定:36名(2021年には71名)
生産品目:自動車用焼結部品
着工開始予定:2015年10月
操業開始予定:2016年8月