三菱電機、中国・江蘇省の第二工場が竣工/FA機器を製造
2017年3月10日
三菱電機(東京都千代田区)は9日、中国でFA機器を生産する三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司の第二工場を3月10日に竣工すると発表した。
近年、中国では製造業における自動化・省力化の需要拡大に加え、「中国製造 2025」などの知能化・IoT化を進める国家プロジェクトや政府補助金施策による投資が活発化しており、今後、FA機器需要の増加に伴い、同社FA機器事業のさらなる拡大を見込んでいる。
今回、2012年に生産を開始した三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司内に新たに第二工場を建設し、FA機器の生産体制を強化する。また、今後も段階的に生産体制を強化する計画。
第一工場に続き、FA-IT統合ソリューションe-F@ctoryを適用したモデル工場として、顧客が次世代ものづくりの活用事例を視察できるようにするなど、中国でのe-F@ctory導入拡大を目指す。
■ 新工場概要
所在地:中国・江蘇省常熟高新技術産業開発区東南大通3号(三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司内)
投資額:約50億円(建物・生産設備含む)
拡張用地面積:約31,000㎡
建築面積:約9,000㎡
延床面積:約19,000㎡
構造:鉄筋コンクリート(RC)造、地上2階建
主な生産予定製品:サーボモータをはじめとするFA機器
竣工:2017年3月
稼働予定:2017年4月