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エプソンアトミックス、北インター事業所を増設/スマホなど需要増に対応

2015年10月15日

 セイコーエプソンのグループ会社で、微細合金粉末の製造を行うエプソンアトミックス(本社:青森県八戸市)は北インター事業所に隣接した土地を増設し、新工場を建設すると発表した。

 投資額は約12億円、10,000㎡の敷地を取得、2016年3月の着工、2017年4月からの稼働を予定。

 増設する新工場には、精整(高圧水アトマイズ法により製造された微細合金粉末の粒度を調整し製品化する工程)、梱包、出荷まで微細合金粉末の後工程となる生産ラインを新設する。

 増設により、同社の微細合金粉末の精整能力は、現在の約2倍にあたる1万トン以上に向上する。

 北インター事業所は、2013年10月から稼働を開始し、自動車、スマートフォン、タブレット PC、ウエアラブル機器、医療機器などにおける、高機能部品の原材料となる微細合金粉末を生産。市場需要は、年々高まりを見せ、中長期的にもその傾向が続くと予測されている。

■ 新工場概要

所在地:青森県八戸市北インター工業団地2丁目
投資額:約12億円
敷地面積:約10,000㎡
生産品目:微細合金粉末(磁性粉末、MIM用粉末)
着工開始予定:2016年3月
稼働開始予定:2017年4月

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