コープネット事業連合、さいたま市の惣菜工場が稼働開始
2017年3月22日
コープネット事業連合(埼玉県さいたま市)は21日、コープネットグループ初となる店舗専用の惣菜工場「コープネット大宮デリカセンター」を開設し、3月26日から実験稼動を開始すると発表した。
施設は、家事時間の短縮や単身世帯の増加、食卓環境の変化に伴う惣菜商品の需要の多様化に対応するため、顧客ニーズに合わせた商品を開発し、原料調達から販売までのバリューチェーン構築を進める。
これまで店舗内で製造していた惣菜のうち、おにぎり、白飯、巻き寿司、おはぎ、いなり、煮物、サラダの一部を新施設で製造し、作業を集中化することで、店舗作業の軽減を図る。
3月26日からは、一部の店舗でインストア製造している「手作りおにぎり」(「手巻きおにぎり」「直巻おにぎり」の2種11アイテム)を新施設の製造に切り替える実験を開始。6月以降にはコープネットグループ5生協のスーパーマーケット型の全82店舗に供給を予定している。
■ 施設概要
名称:コープネット大宮デリカセンター
所在地:埼玉県さいたま市北区吉野町2-284-2
延床面積:約943㎡(1階 422㎡ 2階 521㎡)
構造:2階建て
取扱商品:米飯・寿司、温惣菜、冷惣菜など
稼働開始:2017年3月26日