トラスコ中山、埼玉県幸手市に大型物流施設「プラネット埼玉」を建設
機械工具卸のトラスコ中山(東京都港区)は21日、埼玉県幸手市にプラネット埼玉を建設すると発表した。
同社によると、「物流機能の強化が企業価値向上における要所である」考えから設備投資を行う。今回、プラネット埼玉のほかプラネット東北、北関東、南関東、大阪の各拠点で設備を増強。設備投資で100億円の借入を行う。
プラネット埼玉は投資額152.4億円。敷地面積は約3万5千㎡。延床面積は約4万7千㎡。在庫数は50万アイテム。2018年8月の稼働開始を予定する。
プラネット東北は増築とともに、建屋容積を最大限活用する物流システムを導入。延床面積は約1万㎡から約2万5千㎡へ増築する。在庫数は現在の8万アイテムから40万アイテムへ拡大。2019年の稼働開始を予定している。
プラネット北関東は自動倉庫型ピッキングシステム「Auto Store(オートストア)」を導入し、在庫数を現在の13万アイテムから25万アイテムへ拡大させる。
プラネット南関東は施設の建替えを行い、在庫数を現在の9万アイテムから25万アイテムへ拡大させる。
プラネット大阪はGAS(ゲートアソートシステム)、I-Pack等の出荷梱包用自動化システムを導入する。
■ 設備投資概要
◇ プラネット埼玉
所在地:埼玉県幸手市
投資額:152.4億円
敷地面積:35,216㎡
延床面積:47,510㎡
在庫数:50万アイテム
稼働予定:2018年8月
◇ プラネット東北
所在地:宮城県仙台市宮城野区扇町2-1-23
延床面積:24,998㎡(10,664㎡から増築)
在庫数:8万アイテムから40万アイテムへ拡大
稼働予定:2019年
◇ プラネット北関東
設備:自動倉庫型ピッキングシステム「Auto Store(オートストア)」を導入
在庫数:13万アイテムから25万アイテムへ拡大
◇ プラネット南関東
施設の建替え
在庫数:9万アイテムから25万アイテムへ拡大
◇ プラネット大阪
GAS(ゲートアソートシステム)、I-Pack等の出荷梱包用自動化システムを導入