水中ポンプ専門メーカーの鶴見製作所（大阪府大阪市）は21日、ベトナムに子会社を設立し、新工場を建設すると発表した。

　ベトナムは、直近10年でも実質経済成長率が平均約6%で推移しており、堅調な成長を継続している市場。加えて、ホーチミン市はASEANの中心部に位置し、今後もASEAN諸国との交流が増える見込み。

　今回、こうした市場の将来性や立地の優位性を活かして同地での企業運営を足がかりに、グローバル事業の拡大・拡充に繋げる事ができると判断し、ASEAN諸国や周辺の新興国に向けての生産・販売・流通・部材調達の拠点を設立する。