下園薩男商店、薩摩川内市の湯田工場を増設
2017年3月27日
うるめいわし丸干しの製造を行う下園薩男商店(鹿児島県阿久根市)は、薩摩川内市の湯田工場隣接地に工場を建設する。
同社は主に、鹿児島近海で獲れたうるめいわしを原料に、丸干し製品を製造。日本全国の大手量販店に納品するなど、国内でも最大規模のうるめいわし丸干し加工会社。
2015年には、食品衛生管理の国際標準であるHACCP(ハサップ)を取得するなど、海外への輸出を見据えた高品質な製品を製造している。
今回、これまで需要がありながら対応できなかったアメリカへの輸出に向け、さらなる品質向上と生産能力の増大を図る為、衛生・品質管理面を徹底した輸出向け拠点工場の増設を決定した。
■ 増設概要
工場名:株式会社下園薩男商店 湯田工場
所在地:鹿児島県薩摩川内市湯田町1013-1(現工場隣接地)
投資額:約5億円
敷地面積:2,503㎡
延床面積:2,599.61㎡
建物構造:鉄筋コンクリート造2階建て
新規雇用者:5名
事業内容:水産加工業、うるめいわし丸干しの製造
生産計画:8億3千万円/年(工場全体)
着工予定:2017年4月
操業予定:2018年4月