ダイニチ工業、新潟市の本社工場内に新型塗装ロボット2台導入
2017年3月27日
石油暖房機器を製造するダイニチ工業(新潟県新潟市)は23日、本社工場内に新型塗装ロボット2台導入し、3月27日より稼働を開始すると発表した。
現在の塗装ロボットは1995年、1996年に導入し、約22年にわたり稼動。メンテナンス部品が終了し、修理対応不可となったため入れ替えを決定した。
今回の塗装ロボットは3代目で、約4,000万円の設備投資となる。塗装ロボットはファンヒーターの外装部品の細かい部分の塗装を行う。
新型ロボットは、塗装の設定が2段階から5段階切替になる。精度が上がり、塗りムラなどによる不良率を下げる効果が期待される。また、精度が上がることで、塗装コンベアスピードも速く設定でき、生産性が向上。塗装可能台数が1日7,000台から8,000台に向上する。
■ 設備投資概要
所在地:新潟県新潟市南区北田中780-6(本社敷地内 北部塗装工場)
投資額:約4,000万円
導入設備:塗装ロボット2台
塗装可能台数:7,000台/日→8,000台/日
稼働開始:2017年3月27日