太陽インキ製造、福岡の新工場が竣工
2015年10月19日
太陽ホールディングスは15日、グループ会社でプリント配線板用インキを製造する太陽インキ製造(本社:東京都練馬区)が建設していた新工場が竣工したと発表した。
埼玉県比企郡嵐山町の本社工場が国内唯一の工場であるが、地震などの災害リスクが低いことや、主要な出荷先である中国や韓国に近いことなどから、北九州市に新工場を建設した。
なお、同社は2014年11月に福岡県、北九州市、福岡市が共同推進する「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人として指定され、国や自治体より法人税や地方税の優遇を受けることができるという。
■ 新工場概要
所在地:福岡県北九州市八幡西区(三菱化学株式会社黒崎事業所内)
敷地面積:約18,000㎡
生産品目:半導体パッケージ基板用液状型ソルダーレジスト、ドライフィルムソルダーレジスト
生産能力:液状型:年産1,500トン ドライフィルム:年産280万㎡
竣工日:2015年10月15日