シーアールイー、「ロジスクエア春日部」を開発
2017年4月3日
シーアールイー(東京都港区)は3月30日、埼玉県春日部市で、複数の地権者より開発用地を取得し、物流施設「ロジスクエア春日部」の開発に着手したと発表した。
敷地面積は約1万3千㎡の地上3階建て。延床面積は約2万2千㎡。17年6月の着工、18年8月の完成を予定している。
開発地は、主要幹線道路である国道16号線と国道4号線(越谷春日部バイパス)に程近く、両国道の交差部分である「庄和」インターチェンジより約1.8kmに位置している。
倉庫部分の基本スペックは、平均照度300ルクス以上、床荷重は1.5t/㎡、有効高さは各階6.0m以上を予定している。また、各階に2か所の将来コンベア貫通用床開口を想定した構造設計を採用する事により、テナント入居時の各階に跨った縦搬送マテハン設備の設置を可能とするなど、テナントのイニシャルコストに配慮し、あらゆる庫内レイアウトの設定にも幅広く対応することが可能。
昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重4.1t、45m/min)を4基、垂直搬送機1基(将来対応3基)を計画し、階層間の上下搬送に伴う時間的なロスを抑え、効率的な入出荷オペレーションを実現させ、様々な物流ニーズに対応できる汎用性の高い施設計画となっている。
■ 物流施設概要
施設名称:ロジスクエア春日部
所在地:埼玉県春日部市永沼
敷地面積:13,662.13㎡(4,132.79坪)
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
建物構造:RC+S造 地上3階建て
延床面積:22,187.34㎡(6,711.67坪)(予定)
着工予定:2017年6月
竣工予定:2018年6月