ゴム・プラスチック総合メーカーのオカモト（東京都文京区）は3月27日、茨城県牛久市に壁紙工場を新設すると発表した。

　投資額は約40億円。敷地面積は約4万3千㎡。2018年3月の稼働開始を予定している。

　2016年の住宅着工戸数は、前年比106.4%増の967,237戸となり、好調に推移している。今後の市場動向としては、2020年の東京オリンピックに向けた建築物件の増加が見込まれ、さらに、リフォームやリノベーションといった需要も見込まれている。

　今回、壁紙の多様な顧客ニーズに対応するため、従来の静岡工場に加え、茨城県牛久市において壁紙生産設備の導入を図る。

　また、今後3年間で、国内や海外の工場を中心に総額120億円を超える設備投資を行い、品質・供給体制の強化を図る計画。