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トヨタ自動車、米国・ケンタッキー工場へ1470億円投資

2017年4月11日

 トヨタ自動車(愛知県豊田市)は10日、米国生産事業体であるToyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.(以下:TMMK)は、工場の刷新に向けた13.3億ドル(約1470億円)を投資すると発表した。

 今回、2017年1月公表の「今後5年間の米国内での100億ドル投資計画」の一つとして、自動車会社として同州過去最大の投資を実施。

 TNGAをベースとした初の北米生産車である新型「カムリ」の生産に向けて工場を刷新する。また設備更新や新塗装工程導入など、生産工程の最新鋭化・効率化を通じ、工場全体の競争力強化を図る。

 今回の投資額は、自動車会社による同州での投資としては過去最大であり、それ以外の業種をあわせても、過去2番目に大きい投資となる。今回の投資と、レクサス車生産などで2013年に公表した5.3億ドルの投資をあわせると、ここ4年間で公表したTMMK投資額は約18.6億ドルに達する。

■ 設備投資概要

会社名:Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.
所在地:米国・ケンタッキー州 Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.内
投資額:13.3億ドル(約1470億円)
生産車種:新型「カムリ」

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