広汽ホンダ、第三工場およびエンジン工場のオープニングセレモニーを実施
2015年10月21日
ホンダ(本社:東京)は20日、中国における四輪車生産販売合弁会社である広汽本田汽車有限公司が増城工場の敷地内に新たに建設した完成車の第三工場およびエンジン工場のオープニングセレモニーを行ったと発表した。
新設した第三工場は、スマート集約型エコ工場として、塗装工程ではショートプロセス高機能塗装技術を、プレス工場では高効率のレーザー溶接機を採用するなど、ホンダの最新生産技術を採用し、建屋面積を最小に抑えた工場。生産効率、製造品質、省エネ・エコ等の面でも大きく向上した。中国における自動車メーカーでは最大規模となる17MW太陽光発電システムを導入するなど、環境に配慮した省エネルギー型の工場となる。
第三工場は2015年9月から稼働しており、現在の年間生産能力は12万台。これにより、中国におけるホンダの年間生産能力は、東風本田汽車有限公司と合わせて100万台を超えた。
■ 新工場概要
所在地:中国・広汽本田汽車有限公司 増城工場敷地内
投資額:35.6億元(約593億円)※1元=16.66円換算
生産能力/年:12万台(将来的には24万台)
着工:2013年5月
稼働開始:2015年9月