出雲村田製作所、総額188億円で第2厚生棟 物流棟を建設
2017年4月24日
村田製作所は21日、出雲村田製作所(島根県出雲市)が敷地内にて第2厚生棟・物流棟を建設すると発表した。
投資額は建物に38億円。償却資産に150億円の総額188億円。操業後3年間で300名を雇用する。第2厚生棟は2017年5月、物流棟は2017年6月に着工を予定。両棟共、2018年5月に竣工し、2019年2月の稼働開始を予定している。
積層セラミックコンデンサは、特にスマートフォンを初めとする通信機器向け、電装化が進展する自動車向けの需要が増加している。
村田製作所は、積層セラミックコンデンサの生産を国内だけでなく海外でも行っており、この中で出雲村田製作所は、積層セラミックコンデンサの開発・生産のマザー工場に位置づけられている。
今回の建設により、第2厚生棟は福利厚生施設の充実を図る。物流棟は、構内物流の簡素化・合理化を図る。
■ 設備投資概要
所在地:島根県出雲市斐川町上直江2308番地(出雲村田製作所 敷地内)
投資額:総額188億円(建物 38億円 償却資産 150億円)
新規雇用予定:300名(操業後3年間)
◇ 第2厚生棟
建築面積:1,470㎡
延床面積:7,319㎡
構造:鉄骨造6階建
着工予定:2017年5月
竣工予定:2018年5月
操業予定:2017年2月
◇ 物流棟
建築面積:1,914㎡
延床面積:4,640㎡
構造:鉄骨造3階建
着工予定:2017年6月
竣工予定:2018年5月
操業予定:2017年2月